3. 経済閑話

 今回は「経済について」・・の独り言。経済の「基本中の基本」のお金、即ち「通貨制度とデノミネーション」について考えてみる。少し、くだけた話法で進める。 タイトルの「シニョリッジ」って・・・何のこと? シニョリッジ・・・って、なんとなく「楽語(音楽用語)」のような感じがするが全く違う。実は「シニョリッジのことをセニョレッジ」ともいうのだ。なんとなく楽語の 「ダル・セーニョ」などに似ているようで面白い。日本語に訳すると「通貨発行益」と言う意味。例えば、私たちが使う「一万円札の製 造原価」はいくらだろうか?と考えたことはないだろうか? 「一万円札の製造原価は、20円~24円の金額」だそうだ。 「20円ちょっと」が一万円になっちゃうの? 信じない方は「ネット検索」で確認してください。これって「詐欺」ではないの? そうです、まさに「詐欺マガイ」だと思う。日本銀行はお札、すなわち「日本銀行券」を発行するが、一万円の製造原価はたったの20円~24円!発行すればするほど、一万円に付き9,976円ほどの「通貨発行益」が得られる。え~!通貨を発行すればするほど「日銀」は得をする? 21/07/09